『みんなの教室』は大分県別府市でフリースクール・学童・クラス・定期イベントを通して、学校に行かない子どもたちや居場所を必要としている子どもたちに対して、寄り添いながら解決していく居場所です。子どもたちの得意な点を伸ばす支援もしています。
設立から間もないこともあり、みんなの教室のブランドメッセージはまだ未完成の状態でした。今回、度重なるヒアリングを経てたどり着いたみんなの教室の強みは「子供たちの成長を促したい」という強い意思でした。見学の時も子供たちの領域を決めつけることなく、自由の発想を生かし、一人ひとりの個性を尊重しながらコミュニケーションを図っていました。当時SNSのみを通して情報発信をしていたため、ホームページを通してSNSを使っていない親や子供たちにも、みんなの教室をしってもらい、信頼関係を築くことを目的としました。
ビジュアルと運用を見据えた操作性
どのように世間に価値を提供しているかを2つのターゲット(子供・親)に届ける必要がありました。ホームページを見るユーザーがスマホからアクセスするが多いという前提で情報の見せ方に工夫し魅力的に感じてもらうためのデザインを施しました。スタートアップ企業だからこそ情報をすぐに更新しないといけないため、ホームページをワードプレスで作成し、コードを一切見なくてもコンテンツを更新できるような環境を整えました。
共に考えて、一緒に進化できる
話していく中で想いを汲んで、今の事業に足りない所を一緒に洗い出してくれた期間が勉強になりました。ホームページと関係ない、事業の考え方なども勉強になったので、今仕事がやりやすくなった実感があります。仕事の取組みを整理したり、想いを洗い出したりすることで改めて自分の考えが深まって、いい収穫でした。
今回は、『みんなの教室』の代表、髙部春菜(たかべはるな)様にホームページの制作の背景や感想をインタビューさせて頂きました。『みんなの教室』は大分県別府市でフリースクール・学童・クラス・定期イベントを通して、学校に行かない子どもたちや居場所を必要としている子どもたちに対して、寄り添いながら解決していく居場所です。子どもたちの得意な点を伸ばす支援もしています。
元々インスタ(Instagram)やほかのSNSで投稿して情報発信をしていたけど、本当に必要としている人に情報を届けるとなるとSNSの発信だけでは不足を感じていて。
インスタは、基本は美味しい物とか観光を調べたりする媒体。教育の“困り”をつぶやくことはあるだろうけど、実際に困った状況にある人が何かを調べるとなると、インスタじゃなくてgoogle検索を使うと思う。
フェイスブックで連絡をくれる人はいたので、google経由で調べていることは以前から分かっていた。その点を考慮すると、ホームページがあったほうが問い合わせしやすいし、より企業としての信頼度が上がると思った。
最初は自分でホームページを作ろうとしたけど、結局作るための時間もスキルもなくて進まなかった。そこで当時学生だった弟にお願いして、型は弟が作って、私がそこに言葉を打ち込こむ形で一度作ったことはある。
ただ、実際にできたホームページを運用していくとなると難しかった。"想いが乗っているかどうか"という視点で見た時にも、私が考えていたものと実際にできた物とでは、ホームページのデザインや見せ方に認識の違いが出てきてしまって。
ホームページ上のデザインや動きも伝える手段のひとつなので、伝えたいことを言葉だけで表現する事に難しさがあった。そんな背景があり、シアワイド代表の渡部に相談して、ホームページ上での問題をどう解決していくのか等をひとつひとつ確認し、方向性がまとまってからホームページ制作にあたりました。
気になる事や聞きたい事があるとき、レスポンスが早くスムーズに連絡がとれた。
ホームページが随時更新されている(笑)修正したい点があった時は連絡すると迅速に対応してもらえて良かった。
一緒に考えてくれるところ。想いを汲んで、今の事業に足りない所を一緒に洗い出してくれた期間が勉強になった。
ホームページと関係ないところでも、事業の考え方としても勉強になったので、今仕事がやりやすくなった実感がある。
仕事の取組みを整理したり、想いを洗い出したりすることで改めて自分の考えが深まって、いい収穫だった。
ユニマ(旧シアワイド)に対しては特にないかな
自分自身のホームページに関しては、ギャラリーページなど他にもコンテンツを増やせる準備はしてもらったけど、準備が整い次第公開しないとね。
自分のホームページができても、ホームページに注力できない立場としては、「こうしたい!」と思ってもなかなかコンテンツの更新に取りかかれないのが困りどころ。なので、今後も一緒に取り組んでもらえたら嬉しい。
打ち合わせをしていく中で“共通認識”が増えていったこと。
制作前にイメージカラーとか、イメージしているホームページのURLを何個か伝えていくうちに、言わなくても伝わるようになってきて、"息を合わせてくれているな"と感じた。
デザインの修正が加わっていく中で、自分の伝えたイメージの範囲内で、より良いデザインの物ができていったのがビックリだった。
“想い”はあるのに世に知られてない、発信する媒体がない人に是非、おすすめしたい。
"なぜ知られてないか?"を考えるとそれは発信不足だからだと思う。
でも、自分がホームページを作ろうとすると時間がかかるし、本当は労力をそこじゃない場所に向けるべき時もある。自分でSEO対策とかも勉強するのも相当な労力もかかるし…。
限られた時間やスキルの中で自分で作ったとしても中途半端なものが出来上がって結局、ホームページと本来の仕事のどちらもうまく進行しない場合もある。
なので、想いを汲み取ってホームページ化してくれる人に依頼ができたら、自分は自分の仕事に集中できるし、より想いが反映されたホームページができるので良いと思う!
シアワイドは打ち合わせの中で考えを深堀りをしてくれるので、とりあえずホームページを作りたいという目的の人より、"想いがあってそれを形にしたい人"に向いていると思います。
『みんなの教室』の代表の髙部春菜様、この度はインタビューをさせて頂き本当にありがとうございました。これからも『みんなの教室』の活動をシアワイド一同応援しております。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。